
立体駐車場には自走式と機械式の2種類がありますが、都市部では装置に入庫して、機械で車を動かして駐車スペースに収容する機械式の立体駐車場がよく見られます。もし、機械式の駐車場に車をとめる場合は、トラブルが起こらないように、事前に利用方法を把握しておきたいものです。機械式立体駐車場の利用方法は、まず同乗者がいる場合は全員に降りてもらい、荷物を積んでいる場合はそれらをすべておろします。そのようにしてから、鏡をみながら車を駐車装置へと移動させます。
スペースの広さによっては、移動する前にドラミラーやアンテナをたたんでおかなければなりません。車を入庫させたら、運転手は降車して操作盤に行き、空きスペースに車を収容させます。使い方はその駐車場で導入している機械のタイプによって異なりますが、操作方法については操作盤の近くに掲示されていることが多いので、必ず手順を守って車を収容しましょう。駐車装置には安全を確保するための仕組みが備えられており、操作手順を間違ったとしても途中で停止して元に戻すことができます。
無理やり操作を続けると事故につながるおそれがあるので、手順を誤った場合は必ず間違う直前まで戻ってから改めて正しい操作をしましょう。なお、機械式の立体駐車場の中には入口付近に係員がいるところもあります。この場合は、機械操作はすべて係員が行ってくれるため、利用者は車両を入庫し、荷物とともに降りるだけで、出庫は入庫時とは逆の手順をふめば良いだけで場内での作業が完了します。
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